「ニードルピアッシング」局所麻酔と医療用ニードルによるピアス穴開け/にしやま由美東京銀座クリニック(東京銀座2丁目)
■初診の患者様へ
当院では、患者様の医療安全の観点から当院を初めて受診される方に対して本人確認をお願いしております。
保険証とともに本人確認書類(写真付き身分証)の提示をお願いいたします。
ニードルピアッシング(局所麻酔を用いた)のメリット
当クリニックでは、
「局所麻酔と医療用ニードル」+「アレルギーフリー医療用チタンピアス」
により、ご希望の位置に正確にかつ清潔にピアスホールをあけます。ニードルによる穴あけは、ピアッサーとは異なり「早く」「正確」「痛みが少ない」穴開けをできるメリットがあります。
にしやまクリニックグループは、1997年以来、最高のチタンピアスと安全で正確なピアス穴開け技術を患者様に提供してきました。現在も新しいデザインのチタンピアスが増え続けています。
ピアスの穴あけは、針を使って皮膚に穴をあける医療行為です。経験豊富な医師のもと、清潔な医療器具を使用して安全に穴あけを行う医療機関で行うのが良いでしょう。
ピアス穴開け位置の名称について
局所麻酔とニードルによるピアス穴開け料金
銀座院では全ての患者様に穴開け位置カウンセリング料 3,850円が必要となります。
ピアス穴あけに関する治療費は
「1:ピアス穴開け料金」+「2:チタンピアス代金」+「3:化膿止めのお薬」+「4:カウンセリング料」
の4つから構成されています。
1 : ピアスの穴開け料金
耳たぶピアスの穴あけ
耳や耳たぶの大きさや形は、人によって千差万別。ファーストピアスは、それぞれの耳に最も適した位置を選ぶことが大切です。耳たぶピアスの基本は、なるべくシンプルなピアスで施術を行うことお勧めします。
穴の位置が極端に端っこであったり、ピアス自体に飾りが多い、ピアスに重量がある、フックタイプのピアスなどは、服を脱ぐときや寝ている時にピアスを引っかけてしまい、最悪の場合、耳たぶが裂けてしまう(後天性耳垂裂)こともあります。
軟骨ピアスの穴あけ
ヘリックス・アンテナヘリックス:耳介の上部から中部にかけての軟骨の縁にするピアッシングで、軟骨部ピアスの中では最も有名な部位です。耳の上部に縦に開けたヘリックスを、アンテナのように見えることからアンテナヘリックスと呼ぶこともあります。
※上記のピアスはステン素材となります
※この素材はチタンになります。
※この素材はチタンとキュービックジルコニアになります。
フォワードヘリックス:耳の顔の前側の耳上部に付ける軟骨ピアスのことを言います。
アウターコンク:耳介の上にある薄い平らな部分の軟骨へのピアッシングで、軟骨ピアスの中でもヘリックスについで多い部位の一つです。
インナーコンク:耳の穴のコンヘアと呼ばれる軟骨部分行うピアスで、この部分も人気があります。
トラガス:耳の穴より前にある小さな出っ張った軟骨部にするピアスです。トラガスには、ストレートバーベルやラブレットラブレットスタッドチタンピアスなどご使用いただけます。
※トラガスの場合には、軟骨の計測をして通常より厚みのある方には8mmをお勧めする場合もございます。
ロック(ルーク):耳介の中部のアウターコンクの下部の突き出た軟骨部分にするピアスです。
※この素材はチタンになります。
※この素材はチタンになります。
※この素材はチタンとキュービックジルコニアになります。
インダストリアル:耳の軟骨部分2カ所にの穴を開け、その穴を一本のチタンバーベルでつなぐピアッシングの事を言います。そのため、通常の軟骨ピアスは長さが6mmなのに比べて、インダストリアルピアスは34mmの長さがあります。ご希望によっては、インダストリアルピアスを2本クロスで穴あけをされる方もお見えになります。
※インダストリアルの注意事項:耳の形状、軟骨の折れ方が少ないような方では、穴開けが難しい場合もあります。例えば、写真のケースですと②の軟骨の高さが①よりも高いためインダストリアルピアスを開けることができません。
インダストリアルピアスの中央が、軟骨と接するとこの部分に炎症を起こす場合があります。耳の軟骨の形は人によって様々なので、鏡を見ながら最もキレイな穴の位置や角度を調整したり、別の場所の提案をしたりすることもございますことをご了承ください。
ダイス:
耳介の上部内側にある軟骨にするピアスです。個人の耳の形により開けるのが難しいこともあります。
※このハートピアスはステン素材となります。
※上記ピアスはチタン素材のリングピアスにキュービックジルコニアを埋め込んであります。
スナッグ:スナッグとは耳の中央あたり、耳の縁から少し内側にある、隆起している軟骨にするピアスです。位置としては、トラガスと横に並ぶぐらいにあたります。
おへその穴あけ
100%オールチタンへそピアスには、シルバー色、ゴールド色、ヘマタイト(在庫限りで終了となります。)ホワイトパール(伊勢志摩産の養殖真珠の9㎜玉を使用し、軸は100%オールチタンなのでアレルギーフリーとなっています。本物のアコヤ真珠なので、照りや輝きはイミテーションパールなどには絶対に無い優しい品格があります。真珠表面には、微細な突起やえくぼなどはありますがそれも養殖本真珠の証です。)とスワロフスキークリスタルを華やかに配したピアスも各種ご用意しています。
鼻翼・セプタムピアスの穴あけ
鼻翼チタンピアスはカーブのあるタイプやリングタイプ、アイブローチタンピアスはバナナバーベルをご用意しています。バナナバーベルは、アンチアイブローやボディー、フィンガーなどにもご使用いただけます。鼻セプタムは、サーキュラーバーベルを使うことが多いです。
※この鼻ピアスは全てチタン素材となっています。
アイブロー・アンチアイブローピアスの穴あけ
アイブローチタンピアスはバナナバーベルをご用意しています。バナナバーベルは、アンチアイブローやボディー、フィンガーなどにもご使用いただけます。
舌用ピアスの穴あけ
舌用チタンピアスは、16㎜のストレートバーベルをご用意しています。両端には、5mmのボールヘッドでクリスタルの無いシンプルタイプとなります。舌ピアスは、舌の両サイドにある血管走行の状態からセンターをお勧めしています。また、舌小帯短縮症をお持ちの方には、穴あけが難しい場合があるため、舌小帯短縮症の形成術を行う必要があります。
口唇ピアスの穴あけ
◎センターリップ(ラブレット)・サイドリップ、マドンナなど
◎スクランパーピアス
※このリングピアスは全てチタン素材となっています。
ボディーピアスの穴あけ
◎ヴァンパイヤ、マディソン、チェストなど
※このピアスは全てチタン素材となっています。
乳首(ニップル)ピアスの穴あけ
※乳頭(ニップル)ピアスを開けるには乳頭の高さが必要となるので陥没している場合には穴開けをすることができません。高さはどれくらいかと言うと、ピアスを挿入してやや中空に浮く程度は必要となります。女性はある程度の大きさがあるので良いのですが、男性の場合には乳首が小さいとピアスの穴開けが非常に難しい場合があります。
また、乳頭の長径の大きさはヒトぞれぞれなので、乳頭の大きさを実際に測定してピアスの長さを決定します。仮に乳首の根元の乳輪部分にピアスを入れてしまうとピアスが埋もれてしまい炎症などを起こす要因となるので注意が必要です。
性器ピアスの穴あけ
◎女性性器:
※クリトリス上の皮膚に水平ないし垂直の場合にはストレートバーベルチタンピアスやリングピアスを持ちいることが多いです。
※アウターラビア・インナーラビア、フォルシェは、サーキュラーバーベルチタンピアスやリングピアスを持ちいることが多いです。下記のピアスがラインナップとしてご用意しています。
※性器ピアスは、重要な個人的な選択であり、専門的なアプローチと理解が必要となります。私たちのクリニックでは、経験豊かな医師がデザインとピアスのプロデュースを提供し、患者様に安心感と信頼性を提供いたします。
患者様に、性器ピアスに関する質問や懸念を気軽に相談していただけるよう、クリニックのスタッフは丁寧で専門的なサポートを提供します。また、プロセス全体を通じて、患者様が自分自身の選択を尊重し、安心して進められるようにサポートします。
◎男性性器:
※プリンス・アルバートはサーキュラーバーベルをお勧めます。陰茎側の出口は右か左に少しずらす必要があるのでご希望をお伺いします。
※フレナムはストレートバーベルが多いです。
※ハファダ、ギーシュなどは、プリンスアルバートより少し小さめのサーキュラーバーベルやリングチタンピアスを希望される方が多いです。
※ダイドはバナナバーベルチタンピアスを使用します。
ファーストピアスは、アレルギーフリーのチタンピアスをお勧め!
ファーストピアスの素材は、アレルギー反応を起こしにくいチタン素材のピアスをお勧めしています。チタンは、人工関節などに使われるているので体内に埋め込んでも問題ないとされています。チタンピアスは、耳たぶピアスから軟骨ピアス、ボディーピアス、性器ピアスに至るまで患者様のご要望に合わせてご用意しており、クリニック内で販売しております。
市販品のピアスは、金属アレルギーによる接触皮膚炎が生じることがあります。ピアスを購入される際、金属アレルギーの少ない純チタン製のピアスをお勧めします
〇耳たぶ(100%オールチタン、パール系、ストーン系)
〇軟骨ピアス(ストレートバーベル、ラブレットスタッド、インダストリアル)
〇へそピアス
〇鼻(カーブ)
〇アイブロー(バナナバーベル)
〇ボディー(ボディー用ストレートバーベル)
〇性器(サーキュラーバーベル、ストレートバーベル)
など各種ご用意しておりますので来院時にご相談ください。
耳たぶピアスのラインナップ
純度100%のチタンピアスをご用意しています。100%純チタンやヘッドにパール、ストーン系など各種ご用意しています。キャッチャーは、シリコン製となっています。1ペアでの販売となります。チタンは、人工関節や骨接合プレートなどに使われるなど体内に埋め込んでも問題ないとされているため、アレルギー反応を起こしにくい素材です。
耳たぶピアスに新しいチタンピアスが登場しました。今回は、キュービックジルコニアの3㎜と5㎜です。
キュービックジルコニアチタンピアスの開発秘話:純チタンの素材は、金属としてはたいへん固いため加工出来るメーカーは日本において限られています。 また、ピアスは特に小さなデザインですし縦爪加工となると、さらに製作できるメーカーは数社しかありません。 作り方は、最初にピアスの型を造り純チタンの軸を作成します。次にジルコニアをピアスの空枠に固定するのですが、純チタンは非常に固いのでジルコニアを留める爪が容易に曲がらないのです。 この加工は、熟練加工技術者に手作業をお願いし、多くの試行錯誤を重ねてやっと出来上がりました。
キュービックジルコニア(CZ):屈折率がダイヤモンドに近く、硬度もコランダムほどあるいわゆる人工石です。比較してみるとわかるのですが、キュービックジルコニア(CZ)の方がファイアー(ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの)が強く、光がより虹色に輝きます。
100%オールチタンピアスは、ゴールド色とシルバー色をご用意しています。
パール系ヘッドのチタンピアス
ホワイトパール3.5㎜、5㎜、5.5㎜、ピンクパール3.5㎜、ブルーパール3.5㎜をご用意しています。真珠は、伊勢志摩産天然養殖あこや真珠で、微細な表面の突起やえくぼ、表面のテリは良好です。
ストーン系チタンピアス
珊瑚、赤メノウ、オニキス、ラピスラズリ、ガーネット、アメジスト、グリーンメノウ、トルコ石などのご用意があります。
軟骨ピアスのラインナップ
ストレートバーベルチタンピアス
ストレートバーベルは、長さ6㎜で両端に3㎜のボール状ヘッドを配しています。片側のヘッドには、クリスタルをはめ込んでおり、カラーはクリアクリスタル、ライトローズ、アクアマリン、フクシア、アメジスト,、ブラックの6色をご用意しています。クリアクリスタルストレートバーベルは、用途に合わせて長さ6mm、8mm、10mm、12mmの4種類があります。
ラブレットスタッドチタンピアス
ラブレットスタッドは、長さ6mm,8mm,10mmで片端に3㎜のボール状ヘッドと対側には扁平となっています。片側のヘッドには、クリスタルをはめ込んでおり、カラーはクリアクリスタルのみのご用意となっています。ラブレットスタッドチタンピアスの6㎜は、トラガス、アウターコンク、インナーコンク、ヘリックス、口唇ピアスなどにもご使用いただけます。
U字型チタンピアス
U型チタンピアス:キュービックジルコニアと本真珠のヘッドが可愛いです。
U型ピアスは、純チタンボールヘッドにキュービックジルコニアを入れる彫りや軸をU字型に曲げることが難しく、たくさんのメーカーと試作を重ねました。 試行錯誤の中でからあつチタンメーカーをご紹介頂き、このメーカーの熟練技術ですと手作業で彫りが出きることがわかり、1年をかけてやっとできたオリジナルのチタンピアスです。耳たぶや軟骨ピアスにも応用することが出来ます。U字型ピアスには、2種類のご用意があり、両端ボールがキュービックジルコニアと片側キュービックジルコニア+対側本真珠の組み合わせがあります。
キュービックジルコニア(CZ):屈折率がダイヤモンドに近く、硬度もコランダムほどあるいわゆる人工石です。比較してみるとわかるのですが、キュービックジルコニア(CZ)の方がファイアー(ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの)が強く、光がより虹色に輝きます。真珠は、伊勢志摩産天然養殖あこや真珠で、微細な表面の突起やえくぼ、表面のテリは良好です。
クリアクリスタルリングチタンピアス
リングチタンピアスは、ヘッドにクリアクリスタルを配したピアスでロックやヘリックス、性器ピアスなどのピアッシングを行うことが出来ます。
インダストリアルチタンピアス
通常の軟骨ピアスは長さが6mmなのに比べて、インダストリアルピアスは34mmの長さがあります。両端にはクリアクリスタルが前面に見えるように配置しています。
おへそのチタンピアス
100%オールチタンへそピアスには、シルバー色、ゴールド色、ホワイトパール(伊勢志摩産の養殖真珠の9㎜玉を使用し、軸は100%オールチタンなのでアレルギーフリーとなっています。本物のアコヤ真珠なので、照りや輝きはイミテーションパールなどには絶対に無い優しい品格があります。真珠表面には、微細な突起やえくぼなどはありますがそれも養殖本真珠の証です。)とスワロフスキークリスタルを華やかに配したピアスも各種ご用意しています。
鼻翼とアイブローのチタンピアス
鼻翼チタンピアスはカーブのあるタイプやリングタイプ、アイブローチタンピアスはバナナバーベルをご用意しています。バナナバーベルは、アンチアイブローやボディー、フィンガーなどにもご使用いただけます。
サーキュラーバーベルチタンピアス
サーキュラーバーベルは、10㎜と12㎜、16mmの大きさをご用意しています。鼻のセプタム、性器ピアス、乳首、軟骨ロックなどにもご使用いただけます。
バナナバーベルチタンピアス
16mmの長さがあり性器ピアスやボディピアスにお使いいただけます。
舌用ストレートバーベルチタンピアス
舌用チタンピアスは、16㎜のストレートバーベルをご用意しています。両端には、5mmのボールヘッドでクリスタルの無いシンプルタイプとなります。
※舌ピアスは、舌の両サイドにある血管走行の状態からセンターをお勧めしています。また、舌小帯短縮症をお持ちの方には、穴あけが難しい場合があるため、舌小帯短縮症の形成術を行う必要があります。
ダウンタイムやリスクなどについて
【施術時間】数分ほどで終了します。
【麻酔】局所麻酔で行います。
【腫れ】特にございません。
【通院】特にございません。
【お薬】ご希望の方に化膿止め内服・外用薬や痛み止め内服を処方します
【メイク】当日より可能。
【洗顔・シャワー・入浴】当日より可能。
【運動】当日はお控えください。
ピアス穴開け後のケアについて
【ピアスのケア基本】
1.ピアスホールをシャワーでよく洗い清潔にして下さい
2.消毒薬は、逆にかぶれる原因となるので使わないでください。
3.シャワーで汚れを洗い流した後に、抗生剤軟膏をホールの前後に塗って下さい。
4.耳の場合は、1ヶ月を過ぎたら入れたりはずす練習をして頂いても構いません。
5.ピアスを入れるときは、穴を突かないように慎重にゆっくりと行いましょう。
6.軟骨・おへそのピアスは、3か月以上着けたままにしてケアをしてください。
【耳たぶピアスの注意事項】
1.耳たぶピアスホールを開けたすぐには、シリコンキャチャーをきつめに締めているので3時間ほどで耳たぶの幅まで緩めてください。
2.耳たぶのピアスキャッチャーは、締めすぎるとヘッド部分が皮膚を圧迫してトラブルが発生する可能性があります。
3.チタンピアス以外のピアスで調子が悪くなったらすぐにチタンピアスに戻しましょう。
【軟骨やおへそ、ボディーピアスの注意事項】
1.へそピアスは、ヘッドが下方に引っ張られないように注意しましょう。
2.へそピアスは、軸にカーブがあるため座ったりおなか凹めるとヘッドが左右に振れることがあります。このような場合には、立位で真っすぐ直してください。
3.軟骨ピアスやおへそのピアスで赤みや痛みが出た場合には、ご自分のピアスからチタンピアスに入れ替えたり、炎症を抑える内服や軟膏を処方する必要があります。
4.トラガスは、ピアスの内側のヘッドが耳の穴側に位置するために、個々の状況により自分では入れ替えや取外しが難しいことがあります。有料となりますが入れ替えや取り外しの対応もおこなっておりますのでご相談ください。
5.舌ピアスは2週間ほど腫れがでるため良くうがいをしてホールを清潔に保ちましょう。
6.ロック、スナッグ、ダイスなどの部分は、他の部分よりも炎症を起こしやすい部位ですので、よりしっかりとケアをしてください。
ピアスの合併症とその治療
他のクリニックでピアスホールを開けた場合でもお気軽にご相談下さい。
細菌感染:穴に細菌感染を生じることがありますので、しっかりと処置を行って下さい。処置しても発赤、腫脹、疼痛の悪化あるいは浸出液の流出がある場合には早めに再受診して下い。→抗生物質の投与を行い治療します。
接触性皮膚炎:市販品のピアスは、金属アレルギーによる接触皮膚炎が生じることがあります。ピアスを購入される際、金属アレルギーの少ない純チタン製のピアスをお勧めします。当医院でも販売をしておりますのでお気軽にお尋ね下さい。→抗アレルギー剤の内服・外用を投与して治療します。
外傷性嚢腫:ピアス穴開けの時に表皮成分が皮下にめり込んで、嚢腫を形成して徐々に増大してくることがあります。ピアスを常に装着しておかないと、穴が自然閉鎖することがありますのでご注意下さい。→再度上からピアスを開け直します。
→そのまま様子を見るか、摘出術を行うこともあります。
ケロイド、キズアト:ピアス穴開けの創傷治癒に異常があると、時に穴開け部位の傷が盛り上がって徐々に拡大してくることがあります。このような場合は、ケロイドに対する治療を開始する必要があります。→ステロイドの局所注射や、トラニラストの内服を行い治療します。
後天性耳垂裂・穴の拡大:ピアスによる外傷によるものです。後天性耳垂裂の治療は、局所麻酔下に裂けた部分の皮膚をきれいに取り除き、縁がピッタリ合うように縫い合わせる必要があります。縫い合わせた頂点は、尖りや凹みが出ないように形成外科特有のZ形成術を緻密に計算して行います。
ピアスの埋入:まれに、ピアスの一部あるいは全体が皮の中に埋入してしまうことがあります。→局所麻酔下にピアスを除去しなければならないこともあります。
ピアス穴の閉鎖:ピアスのトラブルが起こった場合には、まず受診をされご状態を確認させてください。→その上で、最善の治療法を考えていきます。
ピアスの取外しや入れ替えが難しい:ピアッサーで開けたピアスのキャッチが固くてはずれない場合や、トラガスなどの耳穴側にキャッチャーがあると耳の穴の形や大きさにより手が入りにくいので取外しや入れ替えが難しい場合もあります。ピアスの取外しや入れ替えにも対応しているのでお気軽にご相談ください。
ピアス穴開けに関する重要な基本的注意
【治療が受けられない方】
1.妊娠中や授乳中の方
2.皮膚に感染、炎症をおこしている方
3.ケロイド、創傷治癒に問題のある方
4.基礎疾患のある方(血液、心臓、腎臓、糖尿、肝臓、循環器疾患)は医師にお問合せ下さい。