立ち耳形成術/にしやま由美東京銀座クリニック(東京銀座2丁目)
2019-05-02
立ち耳とは
立ち耳と言われている耳介の変形(奇形)は、耳介の対耳輪が消失してカップ状になっているために前方へ立っている状態です。これは先天的なもので形態や程度には個人差があります。立ち耳の人は、実際よりも耳が大きく見えてしまうので耳が目立ちやすくなるほか、顔までもが大きく見えてしまいます。立ち耳を治すと、耳の大きさが目立たなくなり、すっきりとした印象になります。
手術方法は耳の裏側から軟骨の形を整えるように糸で縫い縮め、耳を倒していくことで自然な形へ調整します。耳の裏側からの施術のため、傷は目立ちにくい手術です。
立ち耳手術の詳細について
局所麻酔を行い耳の裏側の皮膚を切開します。対耳輪を作るために、軟骨に数本の切れ目を入れ、吸収糸(溶ける糸)で軟骨を縫合固定します。耳の裏側の余分な皮膚は、切除し丁寧に縫合しました。耳介軟骨にしっかりと縫合糸をかけることにより、耳介の中ほどから上方にかけて対耳輪と耳輪を形成します。これにより後戻りしない自然な形態が得られます。希望により、耳介の後方への倒し具合を調節します。
丁寧な診察とシミュレーション
手術を行う前には、ご希望の耳の状態に向けての丁寧なカウンセリングを行います。耳の折れ具合の状況を判断して最適の手術法を検討します。
ルーペとマイクロの器械で繊細な手術を
マイクロルーペと超極細ピンセットなどを用いて、精度の高い治療が実現されます。
立ち耳形成術は、カウンセリングを大切に
1:カウンセリング
患者様の気になる部位についてご要望を詳しくヒアリングし、丁寧に診察を行ったうえで手術方法などを決めていきます。
2:治療の施術
局所麻酔を使って手術を行います。
皮膚の裏側から軟骨の縫合を行いよれを作ります。
皮膚を縫合します。
立ち耳が修正されています。
3:アフターケア
施術後、術後のケア方法などを丁寧にお伝えいたします。洗顔・化粧・シャワー・入浴などは当日から通常通り行っていただくことができます。
ダウンタイムやリスクなどについて
【施術時間】40分ほどで終了します。
【麻酔】局所麻酔で行います。
【腫れ・傷跡】個人差はありますが、数日間程度は腫れが出ます。切開した傷跡は、手術後1ヶ月程で腫れも治まりほとんど目立たなくなります。
【通院】翌日と7日後に抜糸があります。
【お薬】内服薬や外用薬を処方します。
【メイク】翌日より可能。
【洗顔・シャワー・入浴】シャワーは当日より可能。
【運動】抜糸が終了するまでお控えください。